« 3)Billy書棚シリーズ | トップページ | 5)Bjursta伸長式ダイニングテーブル »

2017年4月 5日 (水)

4)KlippanソファとNorsborgソファ

 イケアのソファー、種類は多いのですが、割と書きづらい商品です。中でこの2点を選んだのは、ともに多分日本を意識した特殊サイズ「2人掛けコンパクトソファ」を後から追加していることです。
 イケアでは日本の狭いリビングに合うしかもボリューム感のあるソファーが少なく、売れ筋とは言いにくい状態でした。小ぶりのソファーも無いことはないのですが、スチール等のフレームや細い木製フレーム主体の軽快な2人用椅子的なものが多く、いわゆる「ソファ」の需要には応えられていなかったのです。そこで従来の2人掛けソファーの特に「幅寸法」をつめた、ヨーロッパ基準でいわば「1.5人掛け」ソファーを後から出してきたのです。
写真(1)Klippan 2人掛けソファ
Klippan01
 ではまずKlippanから。このソファー、IKEA Swedenで長年デザイナーをされていた中村昇さんの1980年代初めからの長寿デザインです。その頃では珍しかったカバーリング方式とシンプルなデザインで、長年愛されてきた商品です。
 従来の2人掛けの寸法は幅177cmですが、一方のコンパクトソファは幅 138cmとほぼ40cm幅が狭くなっています。他の寸法は1cmくらいの差で、おそらく採寸時の誤差もあるでしょうからほぼ同じです。張り地は2人掛けもコンパクトソファも非常にたくさんのコレクションから選べます。
写真(2) Klippan 2人掛けコンパクトソファ:かなり小さくなったのが分かります。
Klippan02
========================================
写真(3)Norsborg 2人掛けソファ
Norsborg01
 一方のNorsborgの場合は従来の2人掛け153cm、コンパクトソファ133cmと約20cmの違いで、座高が43cmから41cmと2cm下がっています。これは靴を脱ぐ生活を想定して意識的に下げたのでしょう。Klippanの場合は差が1cm程度なので、果たして意識的かどうか分かりません。張り地は2人掛けはいろいろ選べますが、コンパクトソファはあまり選べません。
写真(4)Norsborg 2人掛けコンパクトソファ:アームが高いのが目立ちます。
Norsborg02
このそれぞれの「コンパクト化の方法」の違いは、もともとの2人掛けの寸法とデザインから来ているのでしょう。いろいろ考えられますが興味深いところです。
========================================
Klippanソファーのお勧めのポイント
1)
超シンプルなデザインで張地も種類が多い。布地には派手なものも多いので、部屋に置いたときのインパクトが強い。個性的なインテリア向き。
写真(5)Klippan 派手な張地の例
  Klippan03
2)
2人掛けは寝やすい。
3)
特に2人掛けは詰めれば3人座れる。
4)
カバーリングは単純で、カバーの脱着は比較的簡単です。
Klippanソファーの注意しなければならないポイント
1)
背の高さがアームと同じなので、ゆったりリラックスして腰かけるのは無理。
2)
2人掛けソファは部屋に入れると思ったより大きいので、配置プランに注意が必要。
3)
ソファーの下は掃除しにくい。
========================================
Norsborgソファーのお勧めのポイント
1)
スタンダードなデザインなので置く部屋を選ばない。
2)
背中のクッションの当たりはゆったりしている。通常の2人掛けもあまり大きくないので狭い部屋でも使いやすい。
3)
アームのサイドにマガジン用ポケット付き。
写真(6)Norsborgアーム横ポケット
  Norsborg03
Norsborgソファーの注意しなければならないポイント
1)
クッションが分かれているので、掃除は丹念にする必要がある。物を落とした時隙間に潜りやすい。
2)
座った時アームの高さがやや高すぎて邪魔に感じる。
3)
長所としてあげたアームサイドのポケット、使わない人には無用。
4)
洗濯したくて、カバーを外す場合、アームや背を金具を外し分解する必要があります。日本の常識ではカバーリングタイプとは言えない構造です。
========================================
 どちらのモデルがが良いとか、そういう事ではなく、それぞれの特徴を知って選ぶことが必要でしょう。
1)コンパクトソファ、 両方に共通した問題点ですが、座幅はどちらも狭すぎて感じます。1つの理由はどちらもアーム高が高く圧迫感を感じてしまう事です。どちらもアーム高を下げられないデザイン・構造なので仕方ないのですが。幅を詰める場合、できればアームの厚みも少し薄くして座背の幅をできるだけ大きくしてほしかった。勿論デザイン上、コスト上、難しい事もよ~く分かりますけど。
2)イケアのソファ全体に言えることですが、カバーリングをうたっていても、決して簡単ではありません。洗濯方法等、よく注意して布の収縮に気を付ける必要があります。

« 3)Billy書棚シリーズ | トップページ | 5)Bjursta伸長式ダイニングテーブル »

リビング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2488503/70162611

この記事へのトラックバック一覧です: 4)KlippanソファとNorsborgソファ:

« 3)Billy書棚シリーズ | トップページ | 5)Bjursta伸長式ダイニングテーブル »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック

最近のコメント

家具&木工検索エンジン