ダイニング

2017年5月17日 (水)

11)チェア:Nordmyra, Ivar, Henriksdal, Nisse, Teodores

初、ダイニングチェアも商品ごと1点1点取り上げるつもりでした。しかしそれが結構難しいのです。
理由は:
イ)家庭用で一番使いやすい木製のダイニングチェアにあまり決定打が無い。はっきり言って魅力が無い。一方レストラン等の公共用に向いているスチールやプラスチック製の商品にはかなりお買い得な商品もあります。レストラン的なチェアでも家庭用にしても良い場合はお勧めできるものもありますが、好みの問題がかなり発生します。
ロ)商品の値段差がかなり大きい。
ハ)寸法的に、座高が日本の標準よりかなり高い。この事はすべてのチェアに言えることです。イケアのダイニングチェアで最も辛いところ。これが気になる場合はイケアのチェアを使うのは難しいでしょう。

等々で、個々の違いを知らずに漠然とダイニングチェアをさがすと難しいことになるのです。今回は5種類のチェアを比べてみました。2017年5月の価格も載せておきます。
写真(1)Nordmyraチェア:5,000円
Dc1nordmyra
スタッキングも出来るかなり私好みの椅子です。構造はしっかりしていますが組立はちょっと特殊で最初戸惑うかもしれません。ただし座は合板で硬いですし、やや滑りやすいので長時間座っていると疲れます。自宅でくつろぐというよりはレストラン等公共空間向きですが、狭いお店で沢山使うにはやや寸法が大きすぎます。イケアのお店でもかなり使われています。
写真(2)Ivarチェア:3,000円でしたが2,500円にディスカウント中。
Dc2ivar
この値段の付け方(ディスカウント)から考えると来期は廃番になるのかもしれません。材質的に柔らかいパイン製で、特別の補強策が無いので、残念ながらあまり激しい使用には耐えられません。パインのダイニングチェア、イケア初期から続く特徴ある商品なので消えてほしくないのですが。特に北欧のパインは地球規模で植林と消費のバランスが良い数少ない木材ですので。昔のパインのダイニングには材料の特性を理解した良い商品がいくつかありました。[Stabi]という商品をl雑誌「室内」に提出、強度試験と分解をしていただいた覚えもあります。かなり良い結果でした。パインの椅子のお手本のような椅子でした。
写真(3)Henriksdalチェアフレームとカバー:フレーム6,000円+カバー2,000円から
Dc3
イケアとしては家庭用ダイニングチェアのメインアイテムなのでしょう。カバーにはいろいろな種類があって取り換えや洗濯も可能です。カバーも布やレザー等色々なバリエーションがあります。ただ他と同じく座高が高い事、そして重たくて(カバー無しでも6.8kg)女の方には扱いにくいのが難点です。特にこうしたカバーリングシステムのチェアは移動の際それでなくても持ちにくいので、重いものは困ります。
写真(4)Nisse折りたたみチェア:1,799円
Dc4nisse
昔からイケアの折りたたみチェアには優れた商品が多く、これもその一つ。重さ3.5kgと軽いし、背の当たりも折りたたみチェアとしてはまあまあ。使わないときはコンパクトにたため、フックを使えば壁等に掛けて収納できます。中ではホワイトが良く売れているようでこの色についての評判は分かりません。昔は3原色的な単純ではっきりした色が多かったのですが、現在は微妙な色使いが増えている気がします。
写真(5)Teodoresチェア:2,500円
Dc5teodores
Nisse同様、スチールとポリプロピレンによる椅子。積み重ねが出来ますので、特にレストラン等で使いやすいでしょう。家庭用としては好き嫌いがあるいかにも工業製品的なデザインですが、値段も手ごろな手堅いデザインです。木製の重量感のあるテーブルとの組み合わせも考えられます。

2017年4月12日 (水)

5)Bjursta伸長式ダイニングテーブル

 キャッチコピーは「伸長リーフは使わないときはテーブルトップの下に収納できます テーブルトップの裏側のロックで伸長リーフを固定すれば、継ぎ目がぴったり合わさります」となっています。いろいなサイズをそろえ、ダイニングテーブル中最も種類の多いテーブル、ダイニングの主力商品です。
写真(1):Bjursta 175/218/260 x 95
Bjursta5
ダイニングテーブル寸法は幅x奥行きの順に:
幅115/166(2段階) x 奥行き115 (円形)
幅50/70/90(3段階) x奥行き90(最大時に正方形)
幅90/129/168(3段階)  x奥行き90(最少時に正方形・伸ばして長方形)
幅140/180/220(3段階)  x奥行き84(長方形・多分一番良く売れています。)
幅175/218/260(3段階)  x奥行き95(長方形)
と沢山あります。
写真(2):Bjursta 50/70/90 x 90 (写真は50cm時/奥行き)
Bjursta1
特徴としては天然木の突板を使ってボリューム感がありお値打ち感満点な事、ただし安くするため徹底的に材料・内部構造を工夫(?)してあります。天板の心材にパーティクルボードを使うのは今や珍しくありませんが、この商品では(実はかなりのイケア商品では)脚も貼り合わせたパーティクルボードを使って徹底的に材料費を落としています。(天板下の四方幕板はパイン無垢に突板、伸長用のレールはバーチ無垢)としています。
写真(3)天板や脚
Bjursta4_2
お勧めのポイント
1)
一応天然木の突板(アッシュ、バーチ、オーク等/着色したりクリアー仕上げだったり)仕上げで、デザインはボリューム感いっぱいなので、そこそこの高級感あり。
2)
伸長式なので生活様式の変化に対応できる。
3)
キャッチコピーの「伸長リーフは使わないときはテーブルトップの下に収納できます テーブルトップの裏側のロックで伸長リーフを固定すれば、継ぎ目がぴったり合わさります」
写真(4)175/218/260 x 95 (1)と同じサイズの椅子無し時
Bjursta2
注意しなければならないポイントはおすすめポイントの裏返しになります。
1)
脚も突板なので角面がとがっており、なんとなく天然感にかけ、無垢の脚に比べると「高級感」は落ちる。強度は、使用時は多分OKでしょう。ただしパーティクルボードの曲げに対する強度は無垢の天然木に比べ降りるので、組み立ての際、横倒しの状態から使用状態に起こす時、脚にあまり重量をかけない方が良いかもしれません。
2)
伸長機能、本当に使うなら良いが、私の見た家庭ではあまり使われていない事が多い。ムダになることが多いと思いますので、本当に伸長式である必要があるか、買う前に一考が必要です。また木製の伸長用レールはあまり滑らかではない。
3)
使わない天板も天板下に収納した結果、とにかく重い。動かす時は引きずることになる。
4)
高さ74cmはやや高すぎるかも知れない。椅子の高さにもよるし(イケアの椅子はすべてかなり高め)、足のひざ下寸法と幕板下の寸法の余裕も関連するので低ければ良いと言えるわけでもないが。

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