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家具組立・分解・再組立の代行

イケアの通販

子供用商品

2017年5月31日 (水)

12)MÅLA モーラ・イーゼル

イケアではキッズ⇒おもちゃ&遊具⇒アート&クラフトと分類されていますが、2017年5月現在で2,999円とのお手軽価格もあり、今やあちこちのレストランや小物の店でもディスプレイ用に沢山使われている人気商品。多分1度はどこかでご覧になった商品です。
写真(1)片面は黒板。チョークを使ってお絵かき。お店のディスプレイではその日のサービス品の紹介などに使われることが多いようです。
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まず、イケアのキャッチフレーズと、警告文を載せます。
キャッチフレーズ:プロのアーティストのように自分の創造性を探ってみましょう。まずはキャンバス選びから。黒板、ホワイトボード、MÅLA/モーラ お絵かき用ロール紙から選べます。イーゼルはコンパクトにたためて、お気に入りの景色が見える場所に簡単に移動できます
(オプションとして、お絵かき用ロールペーパー、チョーク、はさみ2本セット、ゲルインクペン、スタンプペン、フェルトペン、他たくさんのシリーズがあります。)
警告文:警告:窒息の危険があります。小さなパーツが含まれているため、3歳未満のお子さまの使用には適しません
ホワイトボードには専用のマーカー以外使用しないでください
MÅLA/モーラ お絵かき用ロール紙と一緒に使えます
対象年齢:3歳以上
(「窒息の危険」は多分チョークやフェルトペンのキャップを飲み込んで詰まらせる危険の事でしょう。そこまで言わないとならないのは、訴訟天国のアメリカでの販売経験から来ているのでしょう。)
写真(2)黒板へのお絵かき。
Malaizeru02
このセット、頼まれて随分地方に送りました。ただパッケージ状態が貧弱で、かなり補強する必要がありました。またイーゼルはサイズ的にゆうパックのサイズ制限を超えてしまい、ヤマト便を使用しました。追加の梱包は結構面倒でした。

まあ、ちょっとヤワだけど、他にはなかったアイデア商品で、この値段を考えると良くできています。ロール紙やフェルトペン等のアクセサリーは、「安い」とは言えないけれど、「高く」もないので、ついつい買ってしまうでしょう。
写真(3)ホワイトボード面にはフェルトペン使用。
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写真(4)向かって左面ホワイトボード、右面黒板
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写真(5)お絵かき用ロール紙は幅45cm、長さ30m
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2017年4月14日 (金)

6)StuvaシリーズとTrofastシリーズ

 Stuvaは現在イケアが最も力を入れている新しい子供家具の主力商品、そしてTrofastは数年前までの子供家具の主力商品です。現在イケアのStuvaに対する力の入れようはかなり大きく、ショールームでの取り扱いも子供家具としてはダントツ1位です。
写真(1)Stuvaによるワードロープ
Stuva1ws000000
 一方Trofastは以前すごく人気があったのに、今は探さないと見つからないほど隅っこに追いやられています。(ちょっと言いすぎですが)ともに大変機能的な収納で「子供用」と限らなくても使用できます。
写真(2)Trofastの階段状ユニット。一番Trofastの特徴が出たモデルです。プラスチック製ボックスはサイズ(深さ)や色のバリエーションがあります。この写真は深さ23cmの白いボックスを選んだ例です
Trofast1ws000001
 話を戻してStuvaですが、その特徴は、明快なシステムポリシーによる様々な組み合わせが可能なシステムです。極端な事を言えば、このシリーズだけで子供部屋すべてをまかなえるのです。そして構造的にはイケア商品の中でもかなり先端を行く力作です。
写真(3)Stuvaだけでまとめた子供部屋セット:ただしここまで組み立てるのはかなり大変。またこれが置ける部屋はかなり限られるでしょう。単にスペース的に置けるだけでは充分でなく、設置には通路やドア・窓の大きさ、位置も関係しますから。
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 このStuvaはおそらく世界中でのイケアの販売戦略にとって、最も重要な商品の一つとみなされているのでしょう。デザイン的にも、品質的にも確かに優れた商品です。
写真(4)Stuvaのおむつ替えユニット
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写真(5)Stuvaのおむつ替えユニットをデスクとして使用した例
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 一方Trofastは同じようにシステムを持ったユニット家具なのですが、どちらかと言うと部屋の中では単品での使用を主に考えた「アイデア商品」です。品質的にも必ずしも「素晴らしい」とは言えません。イケアとしては、より幅の広い用途にも対応できるStuvaに力を入れ、単品的なTrofastは売れている間は続けるが、そのうち廃番にするつもりの商品なのでしょう。
 しかし別の見方をすれば、日本の、特に都市部の狭い住宅事情を考えると、Stuvaをいろいろ工夫して子供部屋全体のインテリアを作ることが、どれだけの家で可能なのか、疑問に思います。余程空間に余裕が無いと、幅広い展開は難しいでしょう。かといって単品として買おうと思う顧客には、今一つTrofastのようなパンチが無いように思えます。
 Trofastは色等の選択の自由さと組立ての簡単さ(実はStuvaも簡単なのですが)で購買意欲をそそられる方が多い商品です。引き出しの代わりにプラスチック製のボックスを使うので、引き出しの組立は必要ありません。狭い部屋、時には押し入れ家具としても使え、しかも単品としてのインパクトがあり、「他社とは違う、オリジナリティを持った商品をそこそこの値段で買って、自分で組み立てた。」という満足感を得られます。いわばTrofastはイケア入門編の家具なのです。出来れば無くなってほしくないなと思う商品です。
写真(6)Trofastの小さいユニット、ピンクの深さ23cmのボックス3個付き
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Stuvaシリーズのお勧めのポイント
1) 美しいデザインと仕上げ
2) 様々な商品バリエーション。色、種類、お好みでデザインが選べます。
3)良く考えられた組立方法。
4)イケアの商品としては重すぎず、組立てや移動も楽。
写真(7)Stuvaの小型のフレームに引き出しを組み合わせた例
Stuva2ws000001
Stuvaシリーズの注意しなければならないポイント
1) ドアや引き出しの前板は板を削り込んで引手としており、気密性はありません。中が多少見えます。
2) 幅のバリエーションは少なく、引き出し等は大きさの種類が乏しくおおざっぱ。
3) 子供用には機能的だが、やや贅沢。大人用としてはサイズに難あり。
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Trofastシリーズのお勧めのポイント
写真(8)Trifasutの横型フレームにライトグリーンの深さ10cmのボックスを組み合わせた例。
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1)家具を初めて組み立てる方にでも組立が容易で「他社とは違う、オリジナリティを持った商品をそこそこの値段で買って、自分で組み立てた。」という満足感。デザインもユニークで楽しい。
2)完成品のプラスチック製のボックスは色もサイズも選べ、取り付けも簡単なので初めて家具を組み立てる人にも扱いやすい。
写真(9)Trofastのホワイト・階段型フレーム
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Trofastシリーズの注意しなければならないポイント
1) 本体の構造はやや荒い。仕上げもそこそこ。
2) 本体の材料はパイン材の無垢とパーティクルボードに塗装(ホワイトやブラック)の2種類があるが、微妙に組立方法と外形寸法が違う。(プラスチック製ボックスは共通。)
3) 廃番やモデルチェンジの恐れがあるので、同じものを将来追加して買う予定は立てない方が良いでしょう。

2017年4月 1日 (土)

3)Billy書棚シリーズ

 現在のイケアの商品の中でも、最も長年(1980年代初めより)多少の変更はありましたが、販売されてきた長寿商品の一つです。元々はシンプルな書棚(幅2種類、高さ2種類)だけでしたが、少しずつアクセサリーを増やして現在の幅広いシリーズになっています。基本的には安くても最小限の機能は充分に果たす、イケアをある意味象徴する商品です。
 ただし、幅広いシリーズとなった分、限界と問題も出てきています。そのことを一番分かっているのは多分イケア自身でしょうが。
写真(1)幅80cm x高さ202cmに高さ35cmの上置き付き(総高237cm)
横方向矢印(←)が本体と上置きの境目。上置きには地板無し。
Billy1
 1980年代から、一番大きく変わったのは幅のモデュールです。始めは幅90cmと60cmでしたが、現在は80cmと40cmに変わっています。ここにBillyの持つ宿命が表れています。(少しオーバーですが)シンプルな構造で収納力たっぷりな書棚と、機能面ではこれで充分だったのですが、構造上幅広いユニットでは棚が本の重みでたわんで中央が沈んでしまうのです。高い方の中央の棚は固定ですが、その上下2枚ずつは側板に差し込んだピンの上に載せる最も平凡な方法です。90cmではあまりに中央が沈みすぎ、両サイドのピンの部分が空いてしまい目立ちすぎ不安でしたので80cmにしたのでしょう。90cmよりはかなりマシになっていますが、でもやはり完全な解決はしていません。そういった理由から、私のお勧めは幅40cmタイプでそろえる事です。勿論価格は上がってしまいますが本が倒れにくく使いよいですし。
写真(2)幅40cm x 高さ202cm
Billy2
 更にその後、Billyシリーズには上置き棚、コーナー棚、扉等たくさんのアクセサリーが加わりました。安めの万能ユニットとした幅広い役割を与えたかったのでしょう。でも特に扉については私は否定的な見方をしています。見た目はすっきりとしたグッドデザインですが、はっきり言って金物類が貧弱、安っぽく長期使用には難しいと思います。
 またドアを付けて開くとドアの重量で書棚自体が手前に倒れる恐れがあります。軽いドアですが、本体の奥行きが浅い(28cm)ので。イケアは「必ず壁面に固定」するよう説明していますが、このBillyをそろえるであろう家庭は賃貸住宅の可能性が大きく壁面には傷をつけにくいはずです。総合的に見ても扉付きはお勧めできません。
写真(3)扉付き幅80cm x 高さ202cmを2連
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お勧めのポイント
1)
特に基本ユニットは書棚としての機能を果たし、無駄がない。品質もOK。
2)
最小限の部材とシンプルな構造で、プライスリーダーの役割を十分に果たしている。
3)
化粧シート貼だけでなく、突板のものもありどのようなインテリアにも対応できる。
写真(4)ロータイプ 幅80cm x 高さ106cm
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注意しなければならないポイント
1)
奥行きが浅く(28cm)手前に倒れないよう工夫が必要。最小限の壁面固定具はついているが、日本の住宅事情では使用が難しい。
2)
幅80cmタイプでは、重い本を入れると、棚中央部が沈み湾曲が見える。幅40cmはOK。
3)
扉のヒンジは貧弱。スプリングも弱い。この部分だけ見ると、「使い捨ての安物」風。
4)
扉調整の遊びがやや少なく、調整し辛い。
5)組立の際、背板を溝に差し込むのに裏板を本体にあてがう際に空間が必要です。

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